大泊一樹 八重山三線コンサート
2月23日、橿原文化会館小ホールにおいて、青年部ウインターレボルューションを開催しました。青年部では、文科省が沖縄戦集団自決について「軍の強制」を削除させる検定意見を出したことを受け、沖縄にこだわった取り組みを行ってきました。その集大成として、石垣島の出身で、大阪を拠点として音楽活動を行っている大泊一樹さんをお迎えし、ライブを行いました。
心地よい三線の音色と会場に響き渡る優しい歌声、そして曲の間に語って下さる平和への思いが、聴く者の心を癒してくれました。
青年部もこの日のために三線を練習し、舞台の上で大泊さんと「てぃんさぐぬ花」をセッションしました。また、田窪青年部部長がインタビュワーとなったミニ対談コーナーでは、大泊さんが幼少の頃、小学校の近くで不発弾が見つかり休校になったことや、友人の家の庭から不発弾が見つかり、戦時中を思い出し泣きじゃくる「島のおばぁ」の思い出などを語って下さり、戦争はただ過去のできごとではないということを改めて感じさせられました。