11/18 教育改革キャンペーン 2007年11月18日
教育連合奈良07教育改革キャンペーン
どうなる教育改革?! 競争しなくても世界一

今、学力を問う 〜フィンランドの教育から〜

 2007年11月18日(日)、桜井市立図書館において、07教育改革キャンペーンとして、朗読と講演が行われました。 第1部は、下中恵子さん(しもなか朗読教室)が、「大人になれなかった弟たちに・・・」(米倉斉加年)・「100万回生きたねこ」(佐野洋子)・まどかみちおの詩を朗読しました。自然な語りかけから「平和」や「いのち」というものの大切さや重さというものがしっかりと伝わる朗読でした。
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 第2部は、PISA(国際学習到達度調査)で学力世界一となったフィンランドの教育とはいったいどんなものか?またそこから照らし出される日本の教育の問題点とは何なのか?フィンランドの教育システムに詳しい都留文科大学・福田誠治教授による講演が行われました。
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 日本の教育は今、「詰め込むよりたたき込め」(中山成彬元文科相)のような古い教育観・学力観、と市場原理主義の導入による競争させることを目標にすすめられようとしているが、フィンランドの教育行政の目的は「一人たりとも落ちこぼしをつくらない。」として、できない子の底上げであるとされていること、底が上がれば全体が上がるという考え方に基づいて、社会的・経済的格差をなにがなんでも埋めていくことが進められていることなどをグラフや資料に基づいてお話をされました。家庭環境で格差があってはならないということから、授業料はもちろん、教材費も給食費も無償とされています。
 フィンランドの先生は、子どもに勉強を強制しないとし、ゞ軌蕕箸狼佑畊むことではなく学びを支援すること、▲侫ンランドの先生はよい授業ができるようになっている(行政の圧力が極小)、フィンランドの先生はよい授業づくりに専念できる、た討盥埓も先生を尊敬し、先生に期待し、先生のすることを援助しようとしているということなど、日本の現状からはため息のでそうな事例をお話されました。日本の子どもたちにどんな力をつけるのか、しっかりと考えさせられる講演となりました。
                  

 

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