9/29 沖縄県民集会に参加 2007年10月01日
9.29 高校歴史教科書検定意見撤回を求める沖縄県民集会に11万人


 文科省が2006年度の高等学校の日本史教科書の検定で、太平洋戦争末期の沖縄戦での住民の「集団自決」について、「日本軍に強いられた」などとする表現に修正意見を初めて付け、これらの記述が削除されていたことが今年3月に明らかになった。この問題で、検定意見の撤回を求める沖縄県民大会が9月29日沖縄県宜野湾市の海浜公園で開かれた。検定意見に抗議する参加者は当初の予想を大幅に上回る116000人。会場は県内外からの参加者で埋め尽くされ、会場に入れず近隣道路にまで人があふれかえっていた。
 日教組はこの大会に先立ち集会を開催し、この問題について沖縄県教組の役員を交えての学習会を開き意思一致を図った。一方、沖縄県は新聞紙上に大々的に大会の広告を掲載し、会場へは無料バスを運行するなど、今集会の成功に力を尽くした。参加者の中には中学生や高校生の姿もたくさん見受けられ、集団自決の現場に居合わせた人たちの参加もあった。大会では参加者からのアピールが続く中、沖縄県内の高校生代表による「おじい、おばあは重たい口を開き、苦しい過去を教えてくれました。悲惨な集団自決があったことを」「うそを真実と言わないでください。私たちは真実を学びたい。そして、次の世代の子どもたちに真実を伝えたいのです。」というアピールは参加者の涙を誘い、ひときわ大きな拍手に包まれた。
 最後に「教科書は未来を担う子どもたちに真実を伝える重要な役割を担っている。沖縄戦の実相を教訓とすることの必要性、悲惨な戦争を再び起こさないようにするためにはどうすればよいのかなどを教えていくことは、我々に課せられた重大な責務である。沖縄県民は、県民の総意でとして国に対し今回の教科書検定意見が撤回され、『集団自決』記述の回復が直ちに行われるように決議する」とした決議を採択し集会を終えた。また、同時期に石垣島と宮古島でも6000人が参加して郡民大会が開催された。

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