青年・女性部/「性と生を考える」学習会(3/3) 2007年03月04日
女性部・青年部学習会
            「性と生を考える」 
       〜だれもが多様な性を生きる当事者として〜

 3月3日(土)、田原本青垣生涯学習センターにおいて中田ひとみ さん(奈良HIVネットワーク)を講師に招いて、性という視点から見たマイノリティーの人権について考えました。
 中田さんのお話から、「男」「女」という枠にはめられた考えが常識となっている社会の中で、自分の「性」を率直に出せずに悩んでいる人(子ども)たちがたくさんいることを知りました。私たちの目の前にも自分の「性」に悩んでいる子どもが必ずいるという視点は、人権教育をすすめていく上で忘れてはならないことです。「多様な性」の意味を考える出発点となる貴重な学習会でした。

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参加者の感想(ぜひ一読ください)
◎ 今日の学習会では、新しく知ること、普段、自分が意識の奥にしまっていることが多くありました。少数者の立場を考えるスタンスは様々なケースで生きている人の為になり、自分を含めたみんなの為になるということを改めて感じることができました。特に不登校(いじめ)の原因の一つに性(的)「少数者」が排除されるケースがあることを考えることも大切な視点であるというお話を忘れないでおきたいと感じました。
◎ 自分では意識したことのない、自分を縛っていた常識の枠を外してもらうことができました。体・心・社会的存在といういろんな層の性があって、一人一人が違うというのは新鮮な考え方でした。2000人に1人の性未分化発達障害の人がいる、同性愛の人が1%〜10%存在する。トランスジェンダーの人が1万人に1人いるというのもびっくりしました。自分が毎日接している子どもの中にも、そのような悩みを抱えた子がいるかも知れないと頭に入れて、現場で話したり、行動することが必要と分かりました。
◎ 性はグラディエーションであるので、「性的マイノリティー」という言葉自体が正しいのかどうかという思いを最近もっています。どんな差別もそうですが、問題は、当事者の周りの人間の問題です。本当に自分の中でのかっとうを越えて、カミングアウトしてくれた友人に寄り添って、周りから社会を変えていけるよう、自分にできることを、まず、すすめていきたいと思います。やっと最近HGがブラウン管から姿を消しました。腰を振るあのポーズはもう人々の頭から消え去りましたが、笑いのネタとしての「性的マイノリティー」のイメージは、強く人々の頭に焼き付いていると思います。「おかしいよなあ」と語り合えるための「見ぬく力」をつけていきたいです。
◎ 久しぶりに中田さんのお話を聞けて、あらためて性についてきちんと考えることができてよかったです。少数者といわれるけれど、多くの人たちは価値観や世間や常識といわれるようなものにしばられていたり、多様な性について知らないだけで、知って深くつきつめたら、性にしばられない人たちはたくさんいるのではないかなあと思います。今年度から勤務している学校は「女らしく」「男のくせに」などという言葉がつねに出ている環境で、自分自身もしんどいなあと感じるし、感じている子もいるのではないかと思っています。やっぱりしっかり伝えていくことが大事だとあらためて感じています。




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