行け行け竹ちゃんマン 42 2011年12月05日
 
水はどんな形の器にも合わせることができる柔軟さ、謙虚さを持つ。万物に利益を与えながら争わない。高いところへ上がることを目指すのではなく、人の嫌がる低いところへと流れてそこにおさまる。「上善は水の如し」(老子八章)、そんなお酒があったが、その意味は水のような生き方が最高だということだそうである。

八百八橋、水の都・大阪のW選挙は維新の完勝に終わった。教育基本条例・職員条例案も民意を得たということになってしまうのか…。橋下政治の特徴は、抜群の人気を背景に大衆を上手に乗せ、自分の思いを押し通そうとするところにある。自分に合わぬものは敵にして攻撃するが、「何かをやってくれそうだ」というイメージが人気を呼んでいる。

img0732.jpgところで府知事としての行政実績はそれほど耳にしただろうか。大阪都構想は目的でも政治理念でなく一つの手段である。どんな大阪にするのかというビジョンがはっきりと示されねばならない。権力を握ることを自己目的化して、大衆を扇動する政治リーダー=デマゴーグにならないことを願うばかりだ。

今年は水の恐ろしい威力をいやというほど見せつけられた。水は命を生み、育むが、命をも奪う。今年は社会のつながりという基本的な価値が見直された。水は切ってもすぐ繋がるが、切られた人と人の絆はなかなか戻らない。

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