被爆66周年原水爆禁止世界大会に参加して 2011年09月02日
7月31日原水禁フクシマ大会、8月4日〜6日に原水禁ヒロシマ大会、7日〜9日に原水禁ナガサキ大会が開催され、奈良教組組合員も参加しました。
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 66年前の8月6日、熱線と爆風、恐るべき放射線により一瞬にして14万人余りの尊い命を奪った原子爆弾が広島に、7万4千人余りが一瞬に息絶えた原子爆弾が長崎に投下されました。今なお多くの被爆者が放射線障害に苦しんでいます。また、世界に核兵器が約2万1千発も存在し、人類は核兵器の脅威にさらされ続けている。そんな状況の中で3月11日に発生した東日本大震災の地震と津波により、福島原発において爆発、放射性物質の漏洩が発生しました。
 福島大会では、福島第一原発事故の事故を受け、原発立地県で初めて開催されました。大会の基調提案では、「私たちは、もう我慢することやめましょう。「一人ひとりの「命」を基本に、私たちの生活を、社会を、政治を変えようではありませんか。老人や子どもたちが、社会の弱者がしっかりと生きていける、私たちの「命」が脅かされることのない社会へ向けた議論をしっかりと続けていきましょう。持続可能で平和な社会へ、フクシマからとりくみを積み上げていきましょう。」と力強く訴えられました。
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広島では、被爆電車に実際に乗り、現地の実行委員の方から被爆電車の話や当時の広島のようすを聞きながら、当時運行していた経路と同じ経路を走りました。当時運行していた123輌の内、現在まで運行しているのはたった2輌で、実際に乗った651号車は爆心地から700mの場所で被災している車輌であるとのことでした。当時のことを考えながら乗車していると胸が詰まる思いでした。  6日の平和式典には約5万人の参列があり、平和宣言には、今年初めて実際に被爆された方の体験や平和への願いを織り込まれていました。
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 長崎では、被爆された方の当時のようすをうかがいました。最初は、家族のことや子どものことを考えて被爆した事実を隠し続けてきたが、実際に体験した自分たちが原爆の恐ろしさを伝えていくことが使命だと感じ、それから自分の被爆体験を伝えてきているといった話や、被爆当時に自分のまわりで焼け付くような熱さで水を欲しがった人に、よいと思ってあげた水が原因で何人もの人が亡くなったことを、今も後悔の念で忘れることができないといったことが話されました。
 9日の平和式典には約6000人の参列があり、原子力依存からの脱却と、放射線の脅威を改めて強調する平和宣言がありました。
 一日も早く世界から核兵器が廃絶され、平和な世界が訪れることを期待したい。

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