「奈良の教育」連続講座 第3回 第4回 2010年02月25日
 奈良教組結成20周年記念「奈良の教育」連続講座も3回目。1月30日に水平社発祥の地である御所で開催した。西光寺の本堂は90名ほどの参加者で一杯になった。第一講では西光寺の副住職で、長年大正中分会で活躍され御所市教組の執行委員長をされておられた清原論訐萓犬らお話を聞いた。水平社創立に関わった人々の「世の中の間違ったものさしを正そうとした」熱い思いを語られ、「わたしたちは世間一般のものさしで子どもをはかるのではなく、その子その子に応じたものさしを私たちは持たなくてはならない。」と学校現場で子どもたちと向き合う私たちにとって、教育の原点に立ち返る示唆のある貴重なお話をされた。第2講は秋津小学校の浦一志先生の案内による燕神社・神武天皇社・水平社宣言記念碑のフィールドワークであった。
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 連続講座の4回目は2月13日におおくぼまちづくり館で40名の参加を得、開催した。第1講では大正中学校の福西満さんから「天皇制と部落差別(洞村移転の実相)」と題してお話しいただいた。歴史の中で翻弄されながらも差別の中したたかに生きる人々の姿に勇気を得ることができた。また、フィールドワークでは畝傍山中腹の移転前の洞村の遺構を訪ねた。共同井戸・棕櫚の木・神社の礎石・出土する茶碗のカケラなど、当時の人々の生活に思いを馳せた。
20数年前から悲惨史から歴史的史実に基づいた部落史観の転換が行われるようになった。偏見に縛られるのではなく、正しく理解し、実際に現場にたち本物にふれることの大切さをあらためて感じる研修となった。
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