7/6〜8 日教組第97回定期大会 2009年07月21日
日教組は7月6日から3日間、東京社会文化会館において、第97回定期大会を開催し、向こう2年間の運動方針を決定するとともに、「子どもの夢をあきらめさせない!緊急アピール」を採択し、「子ども救援カンパ」の輪を広げることを確認しました。
 質疑では運動の総括について竹平委員長が立ち、韓国政府による全教組弾圧に対する日教組の取り組みを質し、EIAP議長国としてのリーダーシップを発揮するよう要請しました。また、組織拡大の柱で小川書記長が討論に立ち、奈良教組の再建20周年を振り返るとともに、「子どもや保護者とどう向き合うのか」という教職員の拠って立つ原点と、子どもを中心にすえた教育実践と教職員の生活・権利を守ることを教職員組合運動の両輪とすることを確認し、組合員倍増に向けて組織拡大に取り組む決意を表明しました。
 「参加・提言・改革」を実効あるものとし、平和・人権・環境・共生・民主主義が尊重される社会をめざし、子どもたちに豊かな学びが保障するため、今大会で決定された方針とともに、対話と実践にもとづいた運動を展開することを確認して、大会を終えました。
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子どものたちの夢をあきらめさせない!緊急アピール

 「過程経済状況を子どもなりに配慮し、行事に参加しなくなり学校から遠のく」「授業料が払えず退学する」(日教組・学級担任アンケート)いま子どもたちが置かれている厳しい実態を担任は訴えています。
 「一度しかない人生なのに、資金面での夢のあきらめは、親として残念で悔やまれてなりません」(あしなが育英会・進路アンケート)。母親の声は胸に迫ります。
 
 今日、世界同時不況の影響は保護者の雇用や賃金に及び、家計を逼迫させています。一人親とりわけ母親の労働環境は悪化し、6割が非正規、5人に1人が2つ以上の仕事をかけ持ちしています。にもかかわらず母子家庭の年収は一般家低の3割以下に落ち込んでいます。さらに母子家庭の遺族年金をカットする、生活保護の母子加算もカットする。政府の政策はあまりにも過酷です。
 
 貧困は子どもたちの成長や学力、健康、虐待問題のほか長期的には将来の職業や所得に大きく影響します。子ども期の貧困は世代を超えて引き継がれ、「貧困の固定化・連鎖」を生み出しています。

 「改革」が叫ばれている間に競争・効率・自己責任などの言葉がもてはやされ、公正・平等という社会正義の概念は消し去られ、人間の連帯を断ち切ってきました。だからこそ今、一人ひとりの行動をつなぎ、子どもの支援に立ち上がることが必要です。

 私たちはこれまでも「就学・修学保障制度の充実を求める」署名にとりくんできました。さらに働くものの共助によって、子どもたちが自分の‘夢’を決してあきらめることがないよう、「子ども救援カンパ」の輪を広げましょう。
 そして自助だけが強調され、子どもの貧困を生み出している現在の社会を変えるため、あらためて公的助成制度の充実を政府に求めていく運動をともにすすめましょう。
2009年7月6日 日本教職員組合 第97回定期大会


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