3/10 講師部 文科省へ要請行動 |
2008年03月13日 |
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日教組臨時採用教職員等対策委員会
待遇改善を求め、文科省へ要請行動!
日教組臨時採用教職員等対策委員会は、3月10日、臨時的任用教職員ならびに非常勤教職員の待遇改善を進めるため、文部科学省に対する要請行動を行った。日教組本部代表2名と各ブロックからの代表の対策委員8名が参加した。奈良教組・中尾講師部長も近畿ブロック代表として参加した。
はじめに、日教組臨採対策委員会事務局長が要求書を渡し、「学校現場において臨時採用教職員の果たす役割は年々大きくなっている。臨採者の待遇を改善するため、現場の実態を聞き、改善に向け努力してもらいたい」と述べた。
文科省は、日教組の要求に対し、以下のような回答をした。
○教職員給与は各都道府県の裁量で決めるので、文科省からの指導はできな い。ただし職務給の原則があり一定程度示すことができる。
○雇用については、地公法の定めにより、経験年数のみで正式採用すること はできない。ただし、文科省は、筆記試験だけでなく、講師経験が生かさ れるような人物重視の採用の観点に立つよう各都道府県を指導している。
○差別待遇およびセクハラ・パワハラは、採用・勤務形態に関わらず、個人 の尊厳を犯すものであり、特に学校現場においてはあってはならない重要 な問題である。文科省では毎年調査を実施し、各都道府県教委に指導をし ている。
以上の回答を受け、各ブロックからの対策委員が学校現場の臨時採用教 職員や非常勤教職員の置かれている現状や課題を文部科学省に訴えた。
また、文科省要請後は、日政連の国会議員との懇談会を行い、臨時採用 教職員の待遇改善に向け共にとりくんでいくことを確認した。
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